■本体:
文庫革が映えるシンプルなフォルムに仕上げました。
開口部は、大きく開くダブルファスナー仕様。
前後面にアオリポケットを配しており、すぐに取り出したい物の収納に便利です。
洋装はもちろん、和装とのコーディネイトもおすすめ。
■柄:
荒波を越えて上昇していく丹頂鶴を、日本画のように精巧に描きました。岩にぶつかり荒波を越える姿に、世間の荒波を優雅に越えていく気品の高さを表現。
鶴は、長寿や夫婦円満を象徴する吉祥文様です。
金色を手捺染で染め上げ、躍動感あるデザインに仕上げました。また、型押しをほどこすことで、金色の深みと重みが増し、革製品でありながら鉱物のような質感に。仕上げに本金箔で波しぶきを表現。
■製造・加工:
各工程の職人が細部にまでこだわり抜き、一切妥協せずに日本にて作製しています。
兵庫県たつの市(旧称:播州姫路)にて白くなめした革に、東京浅草橋にて江戸小紋の技法をもとに型友禅で何色もの色を重ねた後に、手描き友禅で筆先による色鮮やかな濃淡を表現。
60℃の温度で80トンの圧力をかけた型押しをほどこすことで、立体的で深みのある美しい柄を表しました。